煮干し油そば・200g@千極煮干・仙台市青葉区
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煮干ラーメン専門店 千極(せんごく)煮干
仙台市青葉区柏木2-6-28
名取市から東鳴子温泉まで足を延ばした後、昼食のために訪れた。煮干しラーメン専門店だが、この日は家族が急病になったので通常メニューの提供は出来ず、「煮干し油そば コイケ」として油そばとらぁめん小池にメニューを絞り込んで営業していた。まあ、それを狙って訪れたわけだが…。最近は夜の営業形態はこちらの方が多いようで、Twitterで確認することが出来る。
丼の底には醤油ダレと香味油が仕込んであり、そこに茹でたての麺を入れ、豚の角煮、肉味噌、煮干しペースト、穂先メンマを載せ、斜め切りの白ネギ、ザク切りの細ネギ、揚げた麺及び糸唐辛子で飾ってある。タレと油ができるだけ均一に混ざるように何度も天地返しを繰り返して食べ始めた。麺は幅が4mmほどの弱縮れ平打ち麺。ほどよい噛み応えがあってモッチリしていて、油そばだが麺の味も楽しめて好印象。なお、麺量は200gか300gかを選ぶことができて値段は880円と同額。醤油ダレの効き具合はちょうどよく、香味油も少し少なめのため非常に食べやすい。メニューにはニボ味噌と書かれていた煮干しペーストにより煮干しの風味はあるが、それほど強くなくニボニボには全く届いていない。煮干し初心者向けの調整かもしれないが、香味油を煮干し油にすればニボラーにも喜ばれる一杯になるだろう。角煮はお箸で繊維状に容易に解すことができるほど軟らかだが、旨味は結構残っている。これを抜いて値段を880円から720円に下げることも出来るが、ボリュームも満点なので自分は次も食べたい。もう一つの肉である肉味噌はタレや油とともに麺に絡んでいるので存在感はそれほど無いが、何と軟骨入りのため時々感じるプリッ、コリッとした食感が新鮮だった。メンマは穂先部分でジャグジャグと軟らかく、味付けが薄めのため特有の風味が感じられた。卓上には辣油や醤油ダレ等の調味料が用意されているので、1/3ほど食べた段階で一味唐辛子を、3/4ほどの段階で煮干しを漬け込んだお酢のニボ酢を適量投入して味変を行い完食した。
麺量は200gと汁なし系にしては少なめにしたが、角煮で結構満足感が得られた。
・お気に入り度:○
アルバム: 福島のラーメン・その2
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