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2009_0103_151512AA_2200系_2219F

写真: 2009_0103_151512AA_2200系_2219F

写真: 2009_0418_170954AA 2219F 写真: 2009_0103_151512AA 2219F

2200系は当初抵抗制御電気ブレーキ車として作られました。
抵抗制御とは、電車が加速するときにモーターにいきなり電圧をかけると大電流が流れてモータが焼けてしまうので抵抗器を直列に噛ませて電圧を抑え、抵抗器を順次短絡(バイパス)させながら徐々に電圧を上げていくという古典的な制御方法です。制御のためモータにかける電圧電流を加速が終わるまで抵抗に喰わせて調節しているので省エネの観点では不合理です。
また電気ブレーキも電車が止まるときはモータを発電機として作用させ、その電気を抵抗器に喰わせて熱に変えてブレーキ力を得る、ということで、従来の摩擦ブレーキよりは鉄粉も散らないしキーキーとうるさい音もでない優れものですが、やはり熱に戻すのはもったいないと考えられます。

2200系は制御器も更新時期を迎えていたので当初の6編成は抵抗制御のまま、途中から添加励磁制御という従来の直流直巻きモータを使って回生ブレーキも可能な制御方式が開発されて2200系のリニューアルが行われました。
この2219Fは比較的早い時期にリニューアル工事ができたために添加励磁制御の入った制御器がついていないことが寿命を縮めることになり、2011年秋には廃車にはました。

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